本部町の人口減少がヤバい!一緒に町の未来を考えてくれませんか!?

沖縄県本部町「もとぶ町営市場」 町の未来を考える

こんにちは!今日もお仕事に育児にお疲れ様です!

キナまさきです。

先の県議会議員選挙の敗因の一つが、ネットに力を入れていなかったことが理由のひとつだと考え、この度、ブログを始めました!皆さんと本部町の課題や未来を共有できればと思っています。

今後はこうしたネットでの活動も大切にしていきますので、ユタシクお願いします!

キナまさきの思いと、なぜ今人口減少に取り組むのか

キナまさき選挙活動

第一回目のテーマは本部町の人口減少についてです。

硬いテーマですが、これは「本部町が消滅するかもしれない」という大きな問題なので第一回のテーマとして選ばせて頂きました!

このままこの課題を放置し続ければ、今の子供たちが大人になる頃には、もしかすると「本部町」は消滅しているかもしれないんです。

「20~30年後の問題から今取り組まなくて良いんじゃないの?」

そう思う方もいると思います。

しかし、学べば学ぶほど人口問題は急には解決できない事を知り、「今じゃなきゃダメだ!」と強く思うようになりました。

私の、あなたの、故郷が無くなるかもしれないんです。私はそんな未来は避けたいんです。どうか皆さんの力も貸して下さい。

なるべく難しくなくお伝えするので是非読んでほしいです。

あなただけでも読んでもらえたら、これは町民の意識改革の一歩前進に繋がります。よろしくお願いします。

本部町の人口減少が本気でヤバい!

さて、本題です。

まずこの資料をみて下さい。

沖縄県本部町人口減少の推移グラフ

出典:本部町「人口ビジョン(令和2年改訂版) 第2期本部町まち・ひと・しごと創生総合戦略

これは本部町役場が公開している資料です。グラフの一番上の黒い線と数字が本部町の総人口の推移です。
ご覧の通りどんどん減ってますよね。2045年か2050年には1万人を切るとの予測もあります。(GD Freak!

特に、働き盛りの若者(黄色:生産年齢人口)と中学生以下の子供たち(青色:年少人口)が急激に減っています。そして逆にお年寄り(緑色:老年人口)が増えていて、2025年以降は横ばいで推移しています。

このままでは本部町は若者が減ってお年寄りばかりの町になってしまいます。

そうなれば、残った若者たちでお年寄りの面倒を見ることになり、肉体的にも経済的にも今以上に苦しくなります。

本部町の人口ピラミッドも本気でヤバい!

以下の2015年と2045年の人口ピラミッドを見てください。細かい数字は置いといて、形に注目して下さい。

沖縄県本部町人口減少の人口ピラミッド


沖縄県本部町人口減少の予測人口ピラミッド

出典:本部町「人口ビジョン(令和2年改訂版) 第2期本部町まち・ひと・しごと創生総合戦略

2045年には働き盛りの若者と高齢者の割合はほぼ1:1です。

つまり若者1人で高齢者1人を支える形です。自分たちの日々の生活も苦しいのに、20年後にはあと1人高齢者を支えないといけなくなるんです。

今の本部町の経済ではとてもじゃないですが無理です。2006年に話題となった夕張市のように、本部町も財政破綻を考えざるを得なくなるかもしれません。

そして生まれてくる子供たちもどんどん減っています。働き盛りの若者や子育て世代もどんどん減っています。経済を支える15~64歳の人口はわずか30年でなんと3,000人も減ります。

本部町のような小さな町で3,000人も減るとかなり厳しいです。

日々生活しているとあまり感じないかもしれませんが、こうして数字や形で見るといかに本部町が深刻な状態かが何となくでも分かるのではないでしょうか?

課題①若者の流出、優秀な人材の流出

沖縄県の人口減少・過疎化のイメージ

本部町には県立本部高校がありますが、多くの学生が進学のために名護市や本島南部へ移動 します。その後、大学進学や就職のタイミングで県内外へ移るケースが多く、そして戻ってこない現状があ ります。 

綺麗ごとを抜きに言えば、優秀な人材がどんどん流出しているのが現実としてあります。これは本部町に限った話ではなく日本全国の地方の課題です。

私たち本部町も若者や優秀な人材に戻ってきてもらえる町にならなければ、この町に未来はないと私は思います。

課題②収入が不安定

本部町の主要産業は観光業ですよね。しかし観光業は季節変動が大きく、安定した雇用を生み出しにくいという課題があります。

観光産業以外の職があまりなく、安定した収入を求めて名護や那覇など都市部へ移住する人も多いのは皆さんもよくご存知だと思います。

課題③農家が減っている

農業においても、後継者不足や農地として利用されなくなった土地の増加が問題となっています。

町内には使われていたい農地がたくさんあり、これらを新たに農業をやりたい人向けに活用する仕組みを作ることが求められます。

使われなくなった畑の対策として、例えば、農業法人の設立支援や観光客に沖縄の農業を体験してもらう体験型農業の推進などが考えられます。

課題④人や企業に来てもらう仕組みづくり

さらに、観光以外の産業を生み出すためには、IT関連企業の誘致や、リモートワークを活用した新しい働き方の支援とアピールが重要です。

具体的にはコワーキングスペースの整備や、企業向けの税制優遇措置など、町内での新規ビジネスの立上げや誘致を後押しする政策が必要となっています。

課題⑤住む土地が無い、道も無い

「人の流出を食い止めよう」、「人や企業を呼ぼう」といって人口を増やそうとしても、今度はその土地が無いことも本部町の大きな課題です。

本部町は宅地の数が限られており、住宅用地の確保が課題となっています。

特に、大浜、谷茶、渡久地、東など市街地エリアでは新たな宅地開発が難しく、移住希望者が住む場所を確保しづらい状況です。

一方で、使用されていない農地が多く存在しています。

農業として活用されていない土地については、宅地として活用することが求められます。

また、住宅地の整備とともに、道路の改善も必要です。町内の道路を増やしたり整備して、便利にすることで、本部町に戻ってくる人も移住希望者も住みやすい環境を提供することができます。

まとめ

今回のまとめです。

1.本部町の人口減少がヤバい!2045年か2050年には1万人を切るかもしれない

2.あと約30年で人口ピラミッドが逆転し、若者1人で高齢者1人を支える時代がくるかもしれない。そうなると夕張市の様に本部町も財政破綻するかもしれない

3.課題①若者の流出、優秀な人材の流出が長年続いている

4.課題②収入が不安定で生活が苦しく名護や那覇など都会へ移住する人が多い

5.課題③農家が減り使われなくなった畑がどんどん増えている

6.課題④人や企業に来てもらうには魅力的な仕組みづくりが必要

7.課題⑤住む土地も道も無いため、人や企業を呼ぼうにも呼べないのが現状

次回はこれら人口減少の課題に対して、私の対策案をお話したいと思います。

最後まで読ん頂き有難うございました!

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